老後の備えに使われる個人年金保険と、主契約に付けて保障を厚くする特約。ここでは年金の受け取り方や代表的な特約の種類を見ていきましょう。
個人年金保険って、公的年金とは別のやつだよね? どういう保険なの?
そうよ。個人年金保険は、契約時に決めた年齢になると年金を受け取れる、老後資金づくりのための保険なの。
受け取り方でいくつか種類があるわ。
受け取り方に種類があるんですかぁ?
ええ。
まず終身年金は、被保険者が生きている限りずっと年金を受け取れるタイプ。
長生きするほどお得ね。
補足すると、確定年金は生死にかかわらず、あらかじめ決めた一定期間だけ年金が支払われます。
年金受取期間中に被保険者が亡くなっても、残りの期間は遺族が受け取れますね。
終身は死ぬまで、確定は決めた期間だけってこと? 分かりやすい!
そうそう。
それから有期年金は、生きている限り一定期間だけ受け取れるタイプ。
期間内でも亡くなればそこで終わるのよ。
終身年金で、早く亡くなっちゃったら損な気がしますぅ…
そういう心配に応えるのが保証期間付終身年金ね。
保証期間中は生死に関係なく年金が支払われて、その後は生きている限り受け取れるの。
ここからは特約の話ですね。
特約とは、主契約に付加して保障を上乗せするオプションのことです。
単独では契約できません。
どんな特約があるの?
代表的なのは、不慮の事故で亡くなると保険金が上乗せされる災害割増特約、入院すると給付金が出る入院特約、そして所定のがん・急性心筋梗塞・脳卒中で保険料の払込が免除される特約などがあるわ。
けがや病気にも備えられるように、あとから足せるんですねぇ。
もう一つ重要なのがリビングニーズ特約です。
余命6か月以内と判断されたとき、死亡保険金の一部または全部を生前に受け取れる特約で、この特約の保険料は不要(無料)なのが特徴ですね。
特約は主契約があってこそ。
主契約が消滅すると特約も消滅する、という点も覚えておいてね。
確認クイズ
個人年金保険および特約に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 確定年金は、被保険者が生存している場合に限り年金が支払われる
- リビングニーズ特約は、余命6か月以内と判断された場合に保険金を生前に受け取れる特約である
- 有期年金は、被保険者が生きている限り一生涯年金が支払われる
- 特約は、主契約なしで単独で契約することができる
こたえを見る
正解: 2. リビングニーズ特約は、余命6か月以内と判断された場合に保険金を生前に受け取れる特約である
正解は「リビングニーズ特約は、余命6か月以内と判断された場合に保険金を生前に受け取れる特約である」。確定年金は生死に関係なく一定期間支払われ、有期年金は生存中の一定期間のみ、特約は単独契約できないため、他の選択肢はすべて誤りです。